こんにちは。
イギリスのロンドンを中心に活動する覆面芸術家、バンクシーってご存知ですか?
社会風刺的ストリートアートを中心に、世界各地にストリートアートをゲリラ的に描いている画家(アーティスト)です。
2018年末、一般市民からの情報提供で「バンクシー作品らしきネズミの絵」が東京で発見され、本物だった場合は保全の必要があると東京都内の倉庫で保管されていました。
そして、東京都は25日、都庁で「バンクシー作品らしきネズミの絵」の一般公開を始めたということがニュースになっていましたよね。
今日は、「覆面芸術家バンクシーって誰?ストリートアート作品「ネズミの絵」?」と題して、バンクしー(Banksy)がどんな人物なのかレポートしようと思います。
バンクシー(Banksy)ってどんな人?
絶対に正体を明かさず、世界各国で街にストリートアートを残していく社会風刺的グラフィティアーティストのバンクシー。
街中の壁などに、反資本主義など政治色が強いグラフィック作品を残していくことで有名です。
現在まで一切正体を明かさず、人目に触れる事なく、コッソリでも大胆に世界に作品を残して行く謎めいた存在なのです。
マスメディアのインタビューは電話かメールに限定。顔は今までいっさい明かしていません。ですので、これまで、バンクシーについては、女性説、男性説、アーティスト集団など、色々な説が噂れててきました。
この、謎めいたバンクシーですが、人々をアッと驚かせるような大胆なパフォーマンスをすることが好きで、今迄色々な事件を起こしてきました。
例えば、バンクシーは2005年、大英博物館に勝手に自分の作品を展示しました。
ショッピングカートを押す人と動物が描かれた「洞窟壁画」とともに、その作品の説明が書かれたキャプションを設置。
その後バンクシーが自分自身のウェブサイトを通してお知らせするまでの3日間、大英博物館は気付かずに、バンクシーの作品「洞窟壁画」は設置されたままでした。
その「洞窟壁画」がコチラ↓
https://twitter.com/britishmuseum/status/1035051131582459904?s=20
また、2018年にはバンクシーが描いた「赤い風船に手を伸ばす少女」がサザビーズオークションに出店されて、$1.4million(約1億5千万円)で落札された瞬間に、額縁内に仕掛けられたシュレッターが作動して作品が切り刻まれた出来事がありました。
バンクシーはその後、自身の公式インスタグラムで、オークションに出品される日が来た時に起動するため額縁にシュレッダーを取り付ける様子や、オークション中に作品が裁断される様子などを収めた動画を投稿する事に酔って、本人が仕掛けたことだということが発覚しました。
バンクシーはもともとオークションなどは嫌いだったようですね。それにしても自分自身の作品を切り刻むというのはどんな感覚だったのかなと不思議に思いますよね。
ついに、バンクシーの姿が明らかに?
こちらの情報を見てください。
【速報】バンクシーの正体、ついに判明!! 描き終えたばかりの姿がバッチリ激写される! (65 users) https://t.co/PHLPLbi7fc 10件のコメント https://t.co/nHreHXBfYm pic.twitter.com/ljTefJoTiD
— はてなブックマーク::Hotentry (@hatebu) December 13, 2017
実は、このスプレー缶を手にした男性がバンクシーではないか?とささやかれています。
これを撮影したのは、この作品が描かれたベツレヘムに偶然観光で訪れていたイギリス人男性。偶然、このアーティストが壁画にグラフィックアートを描いているところを撮影していたとのこと。
その後、バンクシーが当時の自身のオフィシャルセブサイトでこの作品を公開。そして、この男性がバンクシーで!?と話題になったのです。今は、この作品はバンクシーのinstagramでも見る事ができますよ。
その後、バンクシーがなぜならこの作品は、当時バンクシーがオフィシャルサイトで公開していた最新作のアートだったからです。
バンクシーはこの作品をinstagramにも投稿しています。
現在のところ、この男性がバンクシーと確約されている訳ではないですが、もし、この男性がバンクシーだとすると、この男性の名前は「Robert Del Naja(ロバート・デル・ナジャ)」というイギリス人男性。
- ロバート・デル・ナジャ
- 1965年1月21日
- イギリス・ブリストル出身
- 美術家、ミュージシャン、歌手、作詞家。
- 一般的には「3D」という名称で知られている。
https://twitter.com/sopitas/status/879712679316922368?s=20
↑この人です。しかし、ロバート・デル・ナジャはバンクシーのことを友達だと言っています。ですので、真相は謎のままなのです。
バンクシーの作品?「ネズミの絵」が日本で公開
冒頭でお伝えした、2018年末に一般市民から情報提供された、「バンクシー作品らしきネズミの絵」について東京都は25日、都庁(新宿区)で一般公開を始めました。公開はゴールデンウィーク中で2019年5月8日までです。
公開の様子はこちら↓
「本物か偽物か」「アートか落書きか」――。論争の的になる中、 #バンクシー 自身は沈黙を貫いています。https://t.co/vYjdOLznot
— 毎日新聞 (@mainichi) April 25, 2019
東京都知事の、小池百合子さんも自身のツイッターでこの「バンクシー作品らしきねずみの絵」についてツイートされています。↓
あのバンクシーの作品かもしれないカワイイねずみの絵が都内にありました! 東京への贈り物かも? カバンを持っているようです。 pic.twitter.com/aPBVAq3GG3
— 小池百合子 (@ecoyuri) January 17, 2019
まとめ
今日は、「覆面芸術家バンクシーって誰?ストリートアート作品「ネズミの絵」?」と題して、謎めいたストリートアーティストバンクシーさんについてレポートしました。
とても謎めいたアーティストですが、バンクシーの作品かもしれない絵が都庁に5月8日まで飾られているので、興味のある方は見に行ってみてはいかがでしょうか!?
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
あ・びあんと!